k39a.jpgお釈迦様の誕生日は4月8日ですが、花が少ない時期ということで、こちらでは、一ヶ月遅れの5月8日に花祭(はなまつり)としてお祝いがあります。

この花祭(はなまつり)、他では、灌仏会(かんぶつえ)、降誕会(ごうたんえ)、仏生会(ぶっしょうえ)、浴仏会(よくぶつえ)、龍華会(りゅうげえ)、花会式(はなえしき)別名もあるようです。


うちから、車で20分ほどにある"みやま市瀬高町"にある清水寺では、年一回だけお釈迦様が鎮座してある三重の塔を開けられという、唯一のご開帳の日でもあります。

私は、この寺の門徒でもありませんが、毎年数日前には「お参り下さい」と丁寧な案内のお電話があります。ありがたいことです。その釈迦様は、亡くなった親父が、彫刻し奉納したものなのです。

そのご縁がビックリ。朝早く自転車(約1時間)で清水寺に行った親父は、そこのご住職に何か彫らせていただきい申し出たをしたそうです。そしたら、ご住職、うちの親父がどれくらいの腕もっているかも知らないのに、「実は五重塔の中に、以前は、お釈迦様があったのですがいつ頃からかなくなってます。よろしければ、そのお釈迦様を彫っていただけないでしょうか?」と。じゃ、お釈迦様を彫りましょう、と、その日の内に決めてきたそうです。その話を帰ってきて親父から聞きましたが、まるで呼ばれて行ったようね、と、驚いたことをいまでも覚えています。

kiyomizu32.jpg材料は同じ瀬高町内の材木屋さんが提供されましたが、あんたが彫るなら進呈すると快く。楠の木でしたが、仏様の聖地インドに関係しているもので秘蔵していたものだったそうです。彫刻が完成したら、胸元に左右対称に木目がでできました。親父もそこまでの計算はしてなかったようで、これまたビックリ。

奉納後、数年経って、お釈迦様を入れるケヤキの厨子を奉納されたところがあり、これがまた立派。いろんな巡り合わせで、お釈迦様が清水寺にあることに不思議を感じます。

今度の5月8日は日曜日となり、お天気も良さそうです。ご開帳は8時〜3時頃までと思いますのでお時間ある方はどうぞ。

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純木彫刻ギャラリー:加島香清、木彫、彫刻家

清水寺(瀬高町)


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