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ケヤキのたんす再生したお客様より、感動のお手紙をいただました。

タンスは30代のご主人の持ち物ものですが、大きなケヤキの看板から作られたものだそうです。そのご主人の先々代になられる方は熊本県人吉市で大きな呉服商をされていたそうで、当時の町並みの様子をかかれた絵の中にも、大きなケヤキの看板に屋号が画かれているとか。

お店を閉じる時に、当時のおばあちゃんが記念にと、その大きなケヤキの看板でタンスを作らせたそうです。タンスは祖父へと受け継がれ、お母様より大事にして欲しいと譲り受たそうです。

しかしながら、幾度となく移転して、タンスの痛みがひどく、何とかこのタンスを残したいと言う事で、うちのほうに再生の依頼をされました。

いただいお手紙には「看板がタンスになって約100年。すっかりきれいになったタンスは、家宝として、娘のに嫁入り道具として持たせてあげます」と書いてありました。

お物余りの時代で、何でも手に入る時代ではありますが、そのかけがえのない思いでのタンスを残してあげたい、というお話に、私らも大変感銘を受け、伝え継ぐ仕事の一旦を承ったことに、こちらも感動いたしました。