WS-99

明日は、亡母の23回忌の法要を行います。

おふくろは、会社では社長。大川市では女傑と言われた方もあるくらいで気丈夫な人でした。親父は会長。いまの会社は、おふくろが創った会社となるのです。でも、戦略的なこと、社員の技術指導は親父で、おふくろは第一線の営業マン。いまでこそ、展示会のブースに立つ女性の方は多いのですが、その昔は、展示会に出るのはおふくろくらいで、目立ってもいたようです。

でも、商売というものは、うまくい場合と、何をやってもうまくいかないお先真っ暗な場合があります。そのお先真っ暗な時に描いていたのが、住まいの設計図。いろいろ描いてましたね〜。私が夢また夢でムダ、と言ったことがありますが、これを描いていると、「いまは苦しくてもいつかはきっと」、と頑張るぞ〜って勇気が沸いてくると言ってました。

いまの社屋は、おふくろが描いたものとは違いましたが、それ以上のものができあがっていたのでした。未来は必ず明るい。それを教えてくれたと思います。