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亡き親父の木彫で"韓信の股くぐり"の作です。ショールーム併設の彫刻ギャラリーに展示中です。70歳近くになっての作品だったと思います。「韓信」とは、漢の天下統一に功績のあった名将です。

故事ことわざ辞典引用
韓信が若い頃、町のごろつきに喧嘩を売られたが、韓信は大志を抱く身であったからごろつきと争うことを避けた。言われるまま彼の股の下をくぐらされるという屈辱をあえて受けたが、その後韓信は大成し、天下統一のために活躍したという故事から。将来に大望のある者は、目の前の小さな侮りを忍ぶべきという戒めである。
「感心なことだ」の意味で相手を褒める際、「韓信」と「感心」をかけて「感心の股くぐり」と洒落て使うことがある。


どういうことで親父がこの作品を作ったか経緯は分かりませんが、お客様に作品のことを聞かれるたびに、この「韓信」というのは、いかなる人生を送ったに興味がいくようになりました。たどりついたのが「項羽と劉邦」。読み出したのが下記(^^;)、コミックです。

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