WS-28
原木は製材の仕方によって、柾目取り、板目取りの2つの方法があります。柾目取りにすると、木目は直線になります。板目取りにすると、木目がタケノコ模様になります。

板目取りの製材は、丸太を片側から、製材していきます。
柾目取りの製材方法は複雑で、まず原木を半分に製材します。それをさらに半分に製材します。この方法を、業界では"ミカン割り"ともいいます。1/4になった材を、△状態に起こして、さらに製材していきます。こうやって、やっと柾目の板ができます。板目の製材より4倍程コスト高になります。

当社製品は、すべて柾材で取りにて製材しています。 なぜ、そのような方法をとるかと言えば、柾目の方が板目より、反り、収縮等の 材の狂いが少ないからです。