再生(洗い)しているところですが、クランプで止めているところは、お客様には見えない部分です。補強の為に材を接着しますが、いままでお使いしていた同年(50〜60年)は長持ちさせたいというところで、そういう風にしてます。
再生(洗い・リフォーム)の詳しいことは→ここから
火災保険の切り替えで保険屋さんが来られたので、近所で大きな火事があったと、話していたら、随分昔、大川の家具屋さんでの火事を思い出されました。その時、現場確認で、桐たんすの置いてあった入られたそうですが、形はあるものの真っ黒焦げになっていたそうです。でも、引出を引っ張って開けたら、中は真っ白けで、まったく傷んででなくて驚いたそうです。
当社の製品で火災に遭われたお客様はありませんが、下記のように火災に遭われた桐たんすを再生(洗い・リフォーム)したことはあります。
下記は、三味線箪笥。
これだけ焦げても、桐たんすに入っていた衣類、三味線箪笥の中の三味線なども、無事だったそうです。桐箪笥は、発火点も高く、また、一旦、炭状になってから発火するということで、燃えにくい材でもあるのです。桐たんすの特長は→ここから
上の再生(洗い・リフォーム)は、H17.8月に行ったものです。この再生は特に記憶があります。というのは、伝え継ぐものだから、タンスに経緯を書いてて欲しいと言われたのです。
文字書きがヘタクソでどうしたもんかと困ってしまいましたが、PCで文字書き出し、それをカーボーンでなぞり、そのあと墨汁と筆で書き入れました。手間は掛かりましたが、きれいにできました。
仕上がりにも驚かれ大変喜ばれました。
ところで、ごく最近、別のお客様から、新聞に「たぶんお宅のことと思うが、、、」と記事をいただました。西日本新聞の今年の4月14日でした。著者名みて、すぐにあの方だと思いあたりました。桐んすの思い出が綴ってあり、祖母から母、母から私、私から娘へ。それに込めた思いも一緒にと。
桐たんすの再生(洗い・リフォーム)は、思い出を蘇らせ、伝え継ぐという、仕事であり、たいへん嬉しく思いました。
当社の桐たんすの再生(洗い・リフォーム)に関しては→ここから
この桐たんすは、おばあちゃんが、お嫁入りにもってきた桐たんす。思い出もたくさんあって、そう簡単に捨てられない!でも、キズはあるは、 金具は取れているは、どす黒くなっているわで、とても新築の家には もっていけない。 でも、でも、、、、捨てられない。
当社では、桐・ケヤキ・クスなどのタンスの再生(洗い・リフォーム・更正・削りなおし・削り直し)を承ってます。詳しくは→ここから
社長です | 専務です | ちかこ、です |
桐たんすの再生(洗い・リフォーム)作業風景ですが、本体や引出にサンドペーパーをかけているところです。ホコリがしてないのは、サンドペーパー本体にゴミ収拾袋がついているので、それに溜まります。それでも少しゴミは漏れますが、床全体が集塵機になってて、それで吸い込むようになっています。これがなかった時代は、モウモウとした粉塵の中での作業でしたが、いまはとても清潔で快適となってます。
本体を加工はじめる前に、サンドペーパーかけるのは、本体加工したあとにサンドペーパーすると、その分削り過ぎとなって、引出がガタガタになるからです。
桐たんす再生の詳しいことは→ここから
一週間前、ラフな格好で来た青年はRKBのデレクター。西鉄(私鉄)沿線いで、面白いところはないかと、ほんとにヒョッコリ。名刺は出されたものの、ほんとに?この人が??
工場内、ショールーム等、一応説明しましたが、うちのサイトとかを事前に調べたようすもなく、まったくの"白"、でした。あとでメールをやり取りしたり、別の担当者電話あったりして、ほんとにRKB・TVだ〜〜でした。
うちはネタの宝庫。伝統的桐たんす製造、家具再生(洗い・リフォーム)、桐ベット(特許製品)、親父の彫刻、私の趣味のカイトボード、それとPCボランティア。これをひっくるめて紹介しようとされてましたが、ちょっとムリのようで、今回は、桐ベッド(組子ベッド)を中心にスケジュールが組まれるようです。
本日、2度目の打ち合わせをして、放送日が決定。大きな事件・事故があったらカットされるかと思いますが、7/5(月) 今日感テレビ内の PM3:25〜35の予定です。
火災に遭われた桐たんすを再生(洗い・リフォーム)致しました。
ご覧の通りで、1/3は燃え掛かってましたが、きれいに仕上がりました。
こちらは、三味線箪笥です。
彫刻を削り取ったら意味がないので、慎重にカンナとサンドーペーパーで仕上げました。天板の角が燃えて無くなってましたが、きれいに仕上げることができました。
ついでに頼まれたのが囲碁版。
桐箱のカバーを掛けてあったので、その角が少し燃えかかってました。少しカンナをかけたら、白い木地がでてきたので、面取りをしてサンドペーパーで仕上げました。桐箱をかぶせてあったので、碁盤の上面は無事。下側は、煤てました。そこはサンドペーパーして、透明塗料で仕上げ、元の感じと同じに仕上げました。(上面は加工しませんでした)
なお、桐たんすに入っていた衣類、三味線箪笥の中の三味線などは、無事だったそうです。桐箪笥は、発火点も高く、また、一旦、炭状になってから発火するということで、燃えにくい材でもあるのです。
箪笥の歴史をふり返れば、江戸時代に大火があり、当時は車箪笥が主流。それを一斉に持ち出した為に、渋滞がおき、そこに火がついて、さらに大きな火災なったそうです。それで、幕府は車箪笥を禁止。そこで登場したのが、軽くて、燃えにくい、"桐たんす"だったです。
一年ほど前に火災に遭われたということで、再生(洗い・リフォーム)をお願いされました。上の表面がこげてますが、内部はきれいにしてました。着物類も無事だったそうです。
桐というのは軽い材ですが、たいへん燃えにくい材です。発火点も高く、火が付いても、一旦炭化してから燃え上がるそうで時間がかかるそうです。
再生(洗い・リフォーム)に1ヶ月ほどはかかりますが、もちろん、きれいに仕上げてみせます。お楽しみに。
再生(洗い・リフォーム)をお願いされました。上の表面がこげてますが、内部はきれいにしてました。着物類も無事だったそうです。
桐というのは軽い材ですが、たいへん燃えにくい材です。発火点も高く、火が付いても、一旦炭化してから燃え上がるそうで時間がかかるそうです。
再生(洗い・リフォーム)に1ヶ月ほどはかかりますが、もちろん、きれいに仕上げてみせます。お楽しみに。
このお手紙はお客様からいただいたものです。
5年前に再生(洗い・リフォーム)をしました。思い出の桐たんす、大切にしている桐たんす、母の形見の桐たんす、ということで、再生(洗い・リフォーム)してお持ちした時にたいへん喜ばれました。
ところが、すぐに地震という災難にあわれ壊れてしまいました。福岡県西方沖地震です。活断層の真上で、建物もひどい状態になってました。ご自身はご無事でしたが、桐たんすは壊れてしまっていたのです。
ご事情がご事情だけに、再度・再生を致しました。その当時の感謝の気持ちを、ずっと思っていられたようで、先日、こうやって、お手紙をいただいた次第です。
地球温暖化防止・CO2削減の政府のキャンペーンに参加しました。 団体としての登録も済ませました。
チャレンジ25とは、009年9月、鳩山総理がニューヨークの国連気候変動サミットにおいて、我が国の目標として、温室効果ガス排出量を2020年までに1990年比で25%削減することを表明したことが発端です。
多少無謀と思われるこの25%減。でも、世界に公約したからには、企業としてもできるところから何がしら協力せねば思いました。
このブログを、ご覧になっている方、箪笥をお求めの際は、桐たんすをお薦めします。
もともと、桐たんすは再生(洗い・リフォーム)可能なエコ製品、地球環境にも優しい家具。
もちろんお求めの際は当社の桐たんすを
桐たんすの再生(洗い・リフォーム)の詳しいことは、ここから
再生のお問い合せが増えてきてますが、当社のサイトから写真添付していただけば、大まかな再生料金をお知らせすることは可能です。→http://www.tansu.com/wako/arai/
その場合、全体、側面、扉開いた内部、引き出しの内部、引き出しを抜いた状態での内部、あとは、キズが深い部分の写真添付をお願い致します。写真は、一枚に付10Mご用意してますので、リサイズせず、デジカメで撮ったそのまま投稿して下さい。大まか12時間以内にご返事可能です。→http://www.tansu.com/wako/arai/
なお、再生に関しては、福岡県、佐賀県、熊本県に限定させていただいています。
ケヤキのたんす再生したお客様より、感動のお手紙をいただました。
タンスは30代のご主人の持ち物ものですが、大きなケヤキの看板から作られたものだそうです。そのご主人の先々代になられる方は熊本県人吉市で大きな呉服商をされていたそうで、当時の町並みの様子をかかれた絵の中にも、大きなケヤキの看板に屋号が画かれているとか。
お店を閉じる時に、当時のおばあちゃんが記念にと、その大きなケヤキの看板でタンスを作らせたそうです。タンスは祖父へと受け継がれ、お母様より大事にして欲しいと譲り受たそうです。
しかしながら、幾度となく移転して、タンスの痛みがひどく、何とかこのタンスを残したいと言う事で、うちのほうに再生の依頼をされました。
いただいお手紙には「看板がタンスになって約100年。すっかりきれいになったタンスは、家宝として、娘のに嫁入り道具として持たせてあげます」と書いてありました。
お物余りの時代で、何でも手に入る時代ではありますが、そのかけがえのない思いでのタンスを残してあげたい、というお話に、私らも大変感銘を受け、伝え継ぐ仕事の一旦を承ったことに、こちらも感動いたしました。
再生(洗い・リフォーム)が、ここに来て、なぜか集中してます。
年内納品でお受けできるのはギリギリ今週末まで。
別注とか、組子ベッドとか、年内納めも集中。忙しい師走です。
写真は再生(洗い・リフォーム)の箪笥をひっくり返しいるところです。青い丸で囲っているところは、材を接着している所です。なんでこんなところに材を足すかとと言えば、これがないと抽斗を手前に引いた時に、抽斗が斜めに下がったようになり使いづらくなるし、抽斗も箪笥も傷むのです。手抜きというか、忘れたのか、知らなかったのか分かりませんが、時々こういうのが舞い込んできます。
お客様には説明は致しませんが、こういう見えない所にも気配ることによって、さらに長くお使いいただけるようになります。当社の再生(洗い・リフォーム)は、桐たんすの職人が手がけるものですから、高い技術力と経験で、お客様にはたいへん喜ばれています。
詳しくは、ここから
当社は、桐タンスの再生(洗い)も行っていますが、先日、当社で再生したと言うお客様より、「カギを掛けて、開ける鍵をなくしたので来てて欲しい」と電話がありました。休日でもありましたが、お困りであるろうと、すぐに伺うことに。再生は10年程前に頼んだということでしたが、お名前、住所をお聞きして調べてみても記録にありません。
家具店さまからか、どこかの仲介されたのかもと思いましたが、私の記憶でも心当たりがありません。何種類かのカギを準備して、お伺いすると、やはり、来た事の無いお宅。箪笥を見たら、当社の再生でもありませんでした。そこですぐ帰ってもよかったのですが、その方はお困りのようでした。
カギは、極一般的なカギですぐ開きました。お客様とは言えませんが、その方に、カギも差し上げました。勘違いでうちに電話されたようです。
一段落して、その方が箪笥の事をお話をされました。「この箪笥は、先代が大切にしていた物で、あちこちに引越しをしても、この箪笥だけは、ずっと一緒でした。10年程前、だいぶ痛んでいたので、再生を頼んで立派にしてもらいました。」と大変嬉しそうに 自慢話をお話されました。
でも「これは、外が桐で、中は秋田杉なので、大変気に入っています。」と言わた時には、私は、この時「エッ!」と思いました。その方は、「秋田杉」と言われましたが、どう見ても普通の杉だったのです。そこで「秋田杉とは、先代様から聞いたのですか??」と尋ねると「いや、再生した人がそう言いました」ということで、お客様は再生を頼まれる時に、頼んだ業者の説明を信じていらっしゃいました。
再生をした業者も教えてもらいましたが、こんないい加減な説明をしていたとは驚きました。お客様にここで本当のことをいうのも心情を害することにもなるかと思い、言いたい事をグッと抑えて帰りましたが、帰る途中で怒りがこみ上げてきました。再生をした業者は、お客様に説明の段階で、材料や作りをウソを並べ、また過剰に箪笥の評価をして再生を進めていた様です。
また、再生の内容も、当社の考える再生とは程遠い物で、傷だらけの板を覆うように、別の板を貼り付けたもので、とても、再生とは言いがたい物でした。
当社で再生を承る場合は、お客様にその箪笥をできるだけ正確にご説明し、できるだけ元の材料を生かした、再生を行っています。再生とは、お客様の先代への思いや、思い出を残し、心を癒す仕事だと思います。そんな事を考えると、お客様をだましてまで仕事を取る業者は許しがたい物があります。
桐箪笥の再生(洗い・リフォーム)です。
面(写真の白い部分)はこのように全部、新しい材と交換します。というのも、面は細かいキズが多かったり、欠けたりしていて、取り替えないときれいに仕上がらないからです。引出の上下も欠けたり、隙間が大きくなったりしてますので、この部分だけ交換します。あとは、カンナで少しつづ削り込んで調整します。
色がこんなに違っていて、仕上がれはバラバラ?と言われる方がありますがご心配なく。塗装したら、ちゃんと同じに色で均一に仕上がります。
・桐たんすの再生(洗い・リフォーム)のことは、ここ、で。
・桐たんす再生(洗い・リフォーム)事例は、ここ、で。
・桐たんす再生(洗い・リフォーム)/作業工程は、ここ、で。
カンブリア宮殿で、時計の修理職人さんが取りあげられてました。
当社では、桐箪笥(たんす、タンス)、家具の再生(洗い・リフォーム)もやっているので、物の違うはあるものの、思いは全く一諸でした。
私らは、お客様宅に伺いお見積もりをしたりしますが、価値は?と聞かれる場合があります。そういう場合の見積は驚かれるだけです。
価値を言われず思い出を言われる方は、その物が値段以上のかけがえのない物ということが分かります。「この箪笥は幸せものだな〜」と、私らも誠心誠意、仕事をさせていただます。
その物が、物体でなく、それ以上になる。それは、かげがえのないもの。なんとか修理使いたい。一諸に暮らしたいというという、お客様の、思い出も修復することが、私らの使命のようでもあります。
下記は、当社で再生(洗い・リフォーム)した時のお客様のお礼状です。
感激、感動という言葉がいくつもあります。
桐たんすの再生 桐たんすの再生事例 桐たんすの再生風景 その他の家具の再生
NHK教育であっている、"道徳ドキュメント"という、小学校高学年の15分番組。
先日あったのが、「貴方は物が壊れたら捨てますか?買い換えますか?」ということで、人生はチャレンジの「思い出修復します」でした
漆と桐の違いあるもの、再生(洗い・リフォーム)する心意気はまったく同じでした。
物を修復することは、人の思い出をも蘇られる
まさに、その通りです。
当社の製品、桐箪笥、組子ベッド、再生(洗い・リフォーム)のすべてには、"お客様の声"という感想など寄せていただく封筒を入れてますが、返信の多いのは、ダントツで再生(洗い・リフォーム)です。おばあちゃんとまた一諸に暮らせるようだとか、生まれ変わったようだ、大事に使います、などと感謝以上に感動のお言葉が綴ってあり、社員一同拝見し、いい仕事をさせてもらったな〜と、私にらも感動致します。
先週は、ちびまる子で、「おばあちゃんの桐だんす」があり、今度は修復と続き、再生(洗い・リフォーム)がブームになっているように気もします。当社での再生(洗い・リフォーム)に関しては、ここ、をご覧ください。写真を添付していただければ、簡単なお見積りも可能です。