
皆さん、桐箪笥と聞くとどのようなイメージを持つでしょうか?質感、耐久性、美しさ…それぞれのイメージがあると思います。今日は、当社が製造する桐箪笥の特徴とその製造技術についてお話ししましょう。
当社の桐箪笥の特性: 変色しにくく、手垢付きにくい
桐箪笥はその質感が高く評価されています。しかし、それだけでなく、当社の製品は特に変色しにくく、手垢などが付きにくい表面加工を施しています。これにより、長期間使用しても色褪せせず、新品のような美しさを保ち続けることが可能です。

砥の粉: 桐箪笥の品質を引き立てる
また、塗装に際しては、桐箪笥の製造ではよく使われる「砥の粉」を使用しています。砥の粉は微細な粒子であり、そのままでは水で溶かすと小さな塊になってしまい、溶け残ってしまうことがあります。しかし、この点を解決するために当社では特別な工夫をしています。
円筒型の粉砕機: 極めてなめらかな砥の粉を作り出す
具体的には、陶芸の釉薬を作る際に用いられる「円筒型の粉砕機」を使用しています。この機械を用いることにより、砥の粉を超微細に粉砕することが可能となります。結果として、とてもなめらかな砥の粉が得られ、これを塗装に用いることで、均一で美しい仕上がりとなります。
このような当社の特殊技術が、桐箪笥の耐久性と美しさを一層引き立て、お客様からの高い評価を得ています。
桐箪笥は、その美しさと品質が評価され、日本の伝統工芸品として世界中から注目を集めています。当社ではその価値を最大限に引き出すために、技術の開発に力を注いでいます。
これからも、当社の桐箪笥をより良いものにするための取り組みにご注目ください。
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