ハーモニカ

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BOTANは音が鳴ります

私らには、ごく普通のことでしたが意外と話題に(^_^)
桐小タンス・BOTANは引き出し棚の奥にハーモニカが仕込まれています。密閉度が高いので、出したり引いたりすると音がでる仕掛けとなっています。古い桐たんすに、こういうものがあり、防犯の意味合いがあったようです。BOTANの詳しいことは→ここから


謎のハーモニカ

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再生(洗い・リフォーム)のタンスの裏側をノミで丁寧に取っていると思ったら、ハーモニカが仕込まれてました。ハーモニカ付きの場合、棚と棚の間に取りつけてあるのが普通なんですが、これは音が壁側に響くようになっていて、初めての作りです。ここ、取り付けにくくもあるので、なんで、こういう所に取り付けられたかは、"謎"として残ります。
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海外向けミニ桐箪笥"BOTAN"

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サイズが幅505×高700×奥行350ですので、ミニ桐箪笥。ミニと言っても、やることは同じで、結構手間いってます。この製品名は”BOTAN”。海外へのおみあげ用(高級)として作っているもの。小ぶりながらも、和(日本)の伝統技とテイストを詰め込んだ逸品です。ご購入は→ここで

■製品名 BOTAN
■コンセプト
  小ぶりながらも、和のテイストを詰め込んだ逸品。
  海外にもお届けできるようなサイズとなっていることが特長です。  
■商品説明
  外部
    ・天板と側板は5枚組の堅牢な仕上げ
  ・金具は牡丹柄をあしらった日本伝統的金具。
  内部・
    ・開き戸の内側に組子入り
  ・開き戸を開けると、豊臣秀吉が作ったといわれる黄金の茶室風
  ・引出の底は、 日本の畳敷き。
  ・引出の底には、日本独自であろう隠し引出
  ・引出を開閉すると音がでるハーモニカ仕掛け
■材質 総桐
■塗装 焼桐(無着色)
■サイズ(mm) 幅505×高700×奥行350mm(15kg)

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ハーモニカたんす??

数日前のTVで、嵐の大野くんが「ハーモニカたんす」を作って、「キラキラ星」を演奏するという番組があったようで、当社でもハーモニカ付きの桐たんすを紹介していた古い記事のアクセスが急上昇してました。下記の製品は、ハーモニカが付いてます。→ここから
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番組は下記ですが、3つの引出で6音は、よく思い付かれたものだと思います。近々、うちでも真似て作ってみることにします。
 

ケヤキのたんすの再生(リフォーム)

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ケヤキの再生(リフォーム)をお届けしてきました。きれいな木目がででき、金具も艶消し風に再生しました。新品と見間違えるほどの出来映えにお客様もご満足されましたが、私らもいい仕事ができたな〜でした。

左上の小引き出し内部にハーモニカ(引出を出入れした際に音がでる仕掛け)がありましたが、音がでない状態。お客様からはなんとか音がでれば、と言われました。職人達もやっぱり音はでない、と諦めてましたが、私が何度か油に付けたりして一音つづ磨きましたら、全音ではないのですが、9割方音がでるようになり、お客様にはたいへん喜んでいただきました。

<再生前>
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<再生後>
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再生(洗い・リフォーム)の詳しいことは→ここから

桐たんすにハーモニカ??

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昔の桐たんすを再生(洗い・リフォーム)していると、年に1棹あるかないかですが、希にハーモニカが付いているものがあります。写真の中央奥に見えますが、ハーモニカの中身だけにして取り付けます。引出を出し入れすると、フーカー、フーカーと音がでる仕掛けです。

桐たんすは、密閉度が高いので、引出を押したり引いたりすると違う段のところの引出がでたり引っ込んだりします。これは引出の各段の棚の奥の方に、空気の通りができるように、少しだけ隙間を作っているです。この空気穴がないと、引出の奥が真空状態になって、引出を引くとき重くなるので、軽く引けるように考えられた職人の知恵です。 そこの空気穴を利用して、ハーモニカを取り付ければ、フーカー、フーカーと音が鳴るのです。防犯という意味合いと職人の遊び心ですね。

下記の製品には、ハーモニカが付いてます。→ここから
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